お墓の引越し(改葬)について
- taoka0082
- 9月15日
- 読了時間: 4分
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【お墓の引越のポイントについて】 お墓を引越しする際にはいろいろ注意する点がございます。それぞれ説明をさせて頂きます。
墓の引越しとは?
現在ある墓地から新たな墓地へ墓石を移動することをお墓の引越しと言います。と同時に中に埋葬されてある仏様(骨壺)を移動することを改葬(かいそう)と言います。
墓の引越しの一般的な流れについて まず大切なことはご家族皆さんで話し合いを行い全員の意見を一致させることです。ご家族中で不安な方がいらっしゃいましたら十分にお話をされることをお勧めします。その後、書類の準備、役所などへの申請、移転作業という流れになります。
必要な書類と手続き お墓の引越しはお墓の中の仏様(骨壺)の移動をしなければなりません。その際、改葬許可申請をしなければなりません。 例えば、岡山市の市営墓地に墓があり、岡山市にあるお寺の納骨堂に引越しをする場合
・改葬許可申請書
・継紙(お墓に埋葬されている仏様の情報)
・受入証明(引越し先のお寺様に証明をして頂きます)
・墓地の返還届(市営墓地を返還する場合には返還の欄に返還と記入してください) 上記を墓地があった場所の行政、岡山市内にあった場合には岡山市役所に提出して申請、受理されましたら改葬許可書が発行されますので受け入れ先のお寺に提出してください。 例えば、岡山市の個人墓地から岡山市にあるお寺の納骨堂に引越しをする場合 ・改葬許可申請書
・継紙(お墓に埋葬されている仏様の情報) ・受入証明(引越し先のお寺様に証明をして頂きます) ・埋蔵証明書(確かにこちらのお墓に仏様がいましたという証明書) 上記を墓地があった場所の行政、岡山市内にあった場合には岡山市役所に提出して申請、受理されましたら改葬許可書が発行されますので受け入れ先のお寺に提出してください。
・墓地のある場所(地域)の確認と次にどこの墓地または納骨堂へ引越しをするかによって様々ですので注意してください。
費用の目安と注意点 費用についてはどこから、どこまでか?といった距離の問題。墓石がどこくらいあるかによって大きく変ってまいります。弊社の場合にはお墓の寸法を測って見積もりを出しますので、まずはお墓を見させていただきことになります。
また注意点としましては、現在ある墓所の管理人さんがおられる場合には必ず声をかける必要がございます。なぜならば、引越しをする際、現在あるお墓をどこまで工事したらいいかの確認が必要になります。特にお墓の周りを囲ってある巻石等があった場合、基本的には原状復帰ですが、場合によっては撤去しなくてもいい場合もございます。我々も勝手に工事は出来ませんので必ず確認が必要です。後から追加工事をしないといけなくなる場合もございます。また改葬許可申請時に、埋蔵証明書など改葬に必要な書類もあったりもします。
墓の引越しでよくある質問 Q:どれくらい時間がかかる? A:工期については様々で、例えば近距離でお墓も少なければ2日(解体・移動・基礎工事・建立)の場合もございます。移動距離とお墓の大きさ等で日数は変わってまいります。また全部移動ではなく一部新たに建立されていなどございましたら、受注後1か月かかったりも致します。 Q:遺骨はどう扱う? A:基本的にはお客様のご意向に沿うようにさせて頂きます。お寺様が魂を抜かれた後にお寺様に持ち帰っていただく。一時的ですが弊社でお預かりさせて頂く場合もございます。 昨今、墓じまいという言葉がよく出てくると思います。墓じまいとは改葬をする際にお墓を解体、処分する工事のことを墓じまいと言います。墓じまいの工事代金も業者さんで様々です。弊社の場合はお墓に行き、寸法を測って計算をします。また現地に工事機器が入るかどうかなども確認させていただきます。


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