ブログをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。
弊社では『香典返しのギフト』を取り扱っています。香典返しとは49日の法要が終わり、ご葬儀に参列していただいた方々の感謝の気持ちを表す御礼の品のことです。また49日の法要当日にお越しいただいた方々への返礼品(粗供養・・そくよう)としても使用できます。お客様に選んでいただきますギフトや、贈り先の方に選んでいただきますチョイスギフトを扱っています。割引も致しておりますのでもしご入用の時には田岡を思い出していただけましたら幸いです。
ご注文を頂く際、お客様と何度か打合せをさせて頂きます。その中に挨拶状があります。故人様の名前、ご戒名のご確認等の打合せを行うのですが、その挨拶状の文面には句読点がありません。よく考えますと、例えば結婚式などの挨拶状にもありません。なぜないのでしょうか?
実は理由があるんですね。
句読点は、主に慶事などに関係します文章や重要なお客様などに宛てました文章にも使いません。喪中はがき、結婚式の招待状などにも句読点をつけませんね。
歴史的な理由
元々の日本語には句読点はありませんでした。今やっている大河ドラマでも文(ふみ)が良く出てきますが、よく見ますとありません。明治時代になって使われ始めたそうですが、それは学校で子供が文を読みやすくするために付けたそうです。そのために大人の文に句読点をつけるのは『読めないだろう』という失礼にあたることがあるようでした。
幸せが切れないため
慶事に句読点を使わないのは、句読点を『切れる』、『終わる』という意味に置き換えてしまうためです。縁が切れるとか、幸せが終わってしまうといった意味にとられることがあるためです。
以上のことが理由なようです。また最後に文を読みやすくするための句読点ですが、つけないことが相手への敬意であったり、他にも段落を下げることも読みやすくするために考えられたことですが、賞状などにはこの段落を下げたりすることはありません。
句読点、一つをとってみましても様々な理由があるんだなと、今回初めて知りました。文章の書き方、難しいですね。
生かさせていただいていることに感謝です。
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