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掛け軸の『上手なしまい方』について

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。

お盆が近づいて参りましてわが社も今月からお盆提灯の展示等お盆の準備に入ります。昨日もお盆提灯のお問い合わせも頂きました。準備に取り掛かりたいと思います。

さて、今回は『掛け軸の上手なしまい方について』です。


写真は5尺(約1m50cm)の掛け軸です。各宗派によって真言宗でしたら『十三仏 大師付』十三の仏様がおられて最下部に弘法大師様がおられます。日蓮宗でしたら『南無妙法蓮華経』などなど各宗派ににって異なります。



こちらは掛軸の上の部分『風帯』(ふうたい)といいます。掛軸の上から2本垂れ下がっているものです。写真でご覧いただけますでしょうか?

中国では風帯のことを「驚燕(きょうえん)」、「払燕(ふつえん)」とも言いまして、この呼び名から想像できるように、一説では中国では「ツバメよけ」といった実用的なものであったようです。しかし、いつの頃からか風帯は日本では単に装飾するものとして発展し、形式だけが残りました。 風帯の起源については諸説ります。 中国では昔、掛物を屋外でも鑑賞する風習があり、このとき燕が鑑賞の邪魔をしたり掛物を汚したりといったことがあったそうです。そこで、燕は垂れ下がった紙の条(細長いもの)などを怖れるということから、これを追い払うために風帯をつけたという説です。 前置きが長くなりましたが、掛軸をしまう際、この風帯を以下の写真のように折り曲げてから下からクルクルと回してしまってください。 上の写真の状態のまま閉まってしまいますと次回出すときに風帯が大変なことに・・・ビローンとカールして前に飛び出してしまいます。是非お気を付けください。 またクルクルと回す際、きつくしてもいいのですが、最後少し緩めるくらいの方が痛む原因を防ぐことも出来ます。またこの風帯は全ての掛け軸についているわけではありません。高級品についています。 また一番上の写真をご覧ください。掛け軸の一番下の部分、軸先に『風鎮』ふうちんと読みますが、字のごとく風を鎮めるという意味で掛軸が風に揺れないために付けるのですが、基本的に仏の掛軸には風鎮は付けないことになっています。 ご参考にしてください。 生かさせていただいていることに感謝です。

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