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今回はお仏壇の寸法表示についてです。
仏壇店に行かれまして、お仏壇のプライスカードをご覧いただきますと20号とか22号とか号数で大体のお店が表示をされています。
仏壇は昔ながらの寸尺で表示しています。つまり20号は2尺、22号は2尺2寸ということになります。尺?寸?って感じでしょうか?
1尺は30,3cm、1寸は3,03cmです。つまり、20号はセンチでいうと60,6cmということになります。
ではこの60,6cmはどこの箇所を測っているのか?
私の技術不足で言葉でしか説明できず申し訳ございませんが、例えば上のようなお仏壇の場合は、現在障子戸が開いているのですが障子戸を閉めたときに見える、障子戸を支えている柱(解りにくい説明ですみません)の内寸法を20号の場合はセンチで言いますと60、6センチになります。
上の写真の仏壇は19号ですのでセンチに直すと約57,5センチとなります。
ただし、上の仏壇の下に寸法が記載していますが総幅は68センチとなっています。
つまり、表示は戸幅の寸法で表しますので19号となっているのですが、実際の寸法は総幅を表示しますので、異なることになります。
ややこしい説明になって申し訳ございません。
よくあるお問い合わせで、これから家を建てるので仏壇をご購入されるといった場合、一番ベストな方法はまず、お仏壇を決めて頂くこと。その後、家の仏間を作っていただくといった流れになります。またそこで注意していただくことは、ハウスメーカーさんに仏壇の寸法をそのまま伝えないことです。
例えば、高さ、幅、奥行をそのままお伝えすると、ハウスメーカーさんがご理解いただいていたら幸いですが、もしそのままの寸法で作ってしまいますと仏壇の障子と大戸が開かないことになります。
(弊社ではございませんが、このようなケースをお聞きしたことがございます)
以上が一番ベストですが、ほとんどが仏間のスペースに合うお仏壇を選ぶパターンの方が多いです。また仏間がない家も現在は多いですね。
またその仏間に両側からスライドさせた扉がついている場合はさらにお仏壇を小さくしないと収まりませんので、(もちろん高さも低くなりますので)仏間に収まったけど全体のバランスがおかしいかな?といった感じになってしまします。
もし、これから家を、またお仏壇をとお考えの場合は上記の点をご注意頂ければより良い収まりになるのではないかな?と思います。
また以下のような上置き(うわおき)の場合は総高さが号数となりますのでご注意ください。
またご不明な点は何なりと申し付けください。
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