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昨日あるお客様がご来店されました。今から約8か月前にご来店されお位牌だけお買い上げ頂いたお客様でした。そして昨日お仏壇が見たいのですがとお電話を頂きました。
お電話ではお名前がわかりませんでしたので、暫くしてご来店頂き、すぐに解り、お話をお聞きしていますと、約8か月前にご主人様がお亡くなりになられたのですが、死を受け入れることが出来ずに月日が経ち、やはり仏壇があった方がいいということでお見えになられました。
生前のご主人様との思い出をお話しいただき、家のある場所にお仏壇を置きましょう。という話になりました。そこはかつてご主人様がいつも愛用されていたアンテイーク調の机で今そこを仏壇の代わりにしてお祀りしているとのことでした。そして、その上にお仏壇をお祀りしたいということで寸法等を確認するためにご自宅に訪問させて頂きました。
ご自宅には、ご主人様が描かれた絵や思い出が沢山感じさせる雰囲気があり奥様なりにお祀りをされていましたので、ふと『十分お祀りできていますのでお仏壇はいらないんじゃないですか?』と申し上げましたところ奥様も驚かれた表情で『え?』という感じでした。
その後再来店いただき、仏具とご本尊様をお勧めしてお買い上げいただきました。その時にお客様からお仏壇を買いに行ったのに、今のままでお祀りをしたらいいと言われたことに感動しました。とおっしゃって頂きました。またその言葉にホッとしました。ともおっしゃって頂きました。
今回の話は実は私の母の接客だったのですが、一度目にご来店頂いたときに私の母の印象がかなり残っていたようで再来店に繋がり、また今回の接客で感動という言葉を頂きました。
会社的には仏壇を売りたい気持ちがありますが、まずはお客様。お客様の思いを形にすることが我々の仕事かなと改めて感じた日でした。
お客様曰く『夢にご主人様が現れたそうで、話をしているうちに、ご主人様がもう行かないといけないから・・・。奥様がちょっと待って息子を呼んでくるから…』振り返るとご主人さまが見えなくなっていたそうです。
心配になられて姿を現わしたのでしょう。と奥様。これからこのお仏壇を拝みますと帰られました。
生かされていることに、感謝です。
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