死者の戒名あるいは法名を書き、お仏壇に安置する木製の牌を『位牌』といいますが、中国の後漢時代に自分の官位や名前を記した小さな板が、その起こりと言われています。それが仏教と結びつき、日本において位牌という形になりました。
位牌には大きさ、デザイン、材質などによって様々なものがございますが、お仏壇に安置する一般的な位牌は『札位牌』と『繰り出し位牌』とがあります。
●『札位牌』とは故人ひとりの戒名・法名を記す独立した位牌で、黒塗りや金箔をはったもの、また唐木位牌などがあります。
価格も様々ですが、まずはお仏壇の大きさや仏具との調和を考えられて購入されることをお勧めいたします。

●繰り出し位牌』とは屋根や扉がついた位牌ですが、特徴は屋根が取りはずせる仕組みになっていて、その中に戒名・法名・俗名、没年月日を記した長方形の薄い板位牌を何枚か収めることができることです。ご先祖の位牌が増えた家庭では、この繰り出し位牌を用いると便利です。

●その他に家具調仏壇にあった位牌、現代風な位牌もございます。
